結論:ビタミン・ミネラルをまずは補うべき!
今日からできる具体的な対策等も最後に記載しているので、お時間がない人はそちらだけ読むだけでも大丈夫です♫
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準(2015年版)に対する国民健康・栄養調査結果の割合(2018年版)の割合」を見てみると、
国民全体でもビタミンA、B1、B2、B6、カルシウム、鉄、マグネシウム
が不足していますが、
特に20代の女性の栄養不足はより問題であり、
ビタミンA、B1、B2、B6、カルシウム、鉄、マグネシウムはもちろん、
葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、カリウムも足りていません。
これには3つ理由があると考えています。
- 経済的な問題
- 外食が多い
- 足りていないという認識がない
①経済的な問題は栄養不足に直結する
「Does social class predict diet quality?Nicole Darmon」という論文にもあるように、経済状況と良い食事をとっているかは相関しています。
つまり、
所得が低い人→カロリーは多いけど、ビタミン・ミネラルなどが不足している食事
所得が高い人→カロリーは低いが、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている食事
になっているということです。
また、下の表からもわかるように、特に20代の収入に差がある分、健康に直結する食費に当てる金額も減っていき、20代が経済的な理由でいい食事を取れていないことも要因の一つとしてあげられるということです。
②外食が多い
加工食品をよく食べたり、外食をしていると、そこで提供されている食品は必要なビタミン・ミネラルが洗い流されてしまっていても、その分が考慮されていないので実際の栄養値よりも少なく表示されてしまっていることがあるそうです。
私自身もこういったことを学ぶ前は、外食で提供される食品がビタミンミネラルが少なくなってしまうことはなんとなく知ってはいましたが、改めて、微量栄養素の大切さを知っていくと、できるだけ家で作るようになりました。
詳しくは「食事でかかる新型栄養失調」に書かれているので、ご自身が普段外食が多い!という方は一度読んでみると、家で作る重要性が腹落ちするかもしれません。
③そもそも、足りていないという認識がない
3つ目の原因としては、
そもそもビタミン・ミネラルが足りている足りていないということにほとんど関心がなく、自身が足りていないということに対して認識がないということが考えられるのではないかと考えています。
サプリメントなどの健康食品を摂っているような比較的、自身の健康に関心がある人もビタミン・ミネラルを補う目的で摂っている人は殆どいないことがわかります。
最近では、筋トレYoutuberがたくさんでてきたことから、なんとなくタンパク質を摂ったほうがいいということを認識した人も増えてきているし、コンビニやスーパーに行っても、タンパク質補給をうたっているプロテインバーなどもたくさん種類が出てきていることからも、栄養に対する意識は少しづつましてきていると思います。
また、本当にいろいろなサプリメントがあるので、買ったほうが良いと思っても、どこから買ったほうがいいのかわからない人は流行りのサプリメントを買ってしまいたくなるかもしれませんが、
まずは、足りていないビタミン・ミネラルを補うところから始めて行ったほうが良いのではないでしょうか。
食費や手間をかけずにミネラルを摂っていく方法
色々書いていきましたが、
もちろん、お金をかければそりゃいい食事をできるでしょ!と考える方もいるかと思いますが、そんな中でもお金がないからこそ、収入が少ない2,30代の人でも工夫できることがあるとおもっています。
例えば、
・コンビニのおにぎりを買うなら、朝10分だけ早めにおきておにぎりを作ってもっていく
→添加物や保存料がない、お米を食べることができる
外で買うよりも安くつくので、その分、岩塩や、雪塩、ぬちまーすなどの良いお塩をつかうことでミネラル補給できます。
・普段の料理で使う鍋を鉄製に変える
→同じ時間料理に費やしていたとしても、鉄分が➕アルファで補給できるのはありがたいですよね
他にも色々ありますが、また別の機会にまとめていこうと思います♫