このブログを読んでわかること
サプリメントの品質の善し悪しの判断の仕方のキホンがわかるようになります
ポイント
- 成分表示での判断
- 品質が信用できるサプリメントを選ぶ
- 日本のサプリメントとしては含有できない成分などがある
成分表示での判断
日本の法律では、サプリメントはいわゆる食品扱いになるので、一般的な食品の後ろの成分表示と同じような表示がされている。
そのため、下記の観点で原材料名を見ることが大事になってきます。
- 一番多く含まれているものが一番最初にに表示されるので、多く含まれていものの中にできるだけ効果がある成分が入っていないものを選ぶこと。
- 添加物扱いになるものに関しては、一番含有量が多いとしても「/」の記号の後ろに表示されることになるので、「/」の後ろの表記も含めて、できるだけ効果があるものしかないものを選ぶこと
例えば、売上上位のサプリメントと医療用のサプリメントを比較すると、成分自体は同じ量が含まれていても、前者には還元麦芽糖水飴などが一番上に表示されており、純度が低いということもあるので、売上上位だからいい!というわけではなく、自分の目でできるだけ見る必要があるということを覚えておいてください。
品質がいいサプリメントをできるだけ選ぶこと
上記の方法である程度見分けることはできますが、現場で長年サプリメントを使用している栄養療法を専門でやっているお医者さんでもそれ以上は見分けることはできないといいます。なので、どうしたらいいか。。。
それは、
信頼のおけるサプリメント会社を選択するということです。
日本のサプリメントは食品扱いになっているため、品質テストがきちんと行われたことがないところが多く、約4割のサプリメントが医薬品で定められた基準時間内で溶けなかったというテスト結果もでていることもあるぐらい、成分は入っているけれど、実際には吸収されずそのまま排出されてしまっているケースもあるようです。。。
もちろん、日本のメーカーでもきちんとテストをしていて良いサプリメントもあることもあると思います(ヘルシーパス社のサプリメントなども品質が良いというので有名です)ので、一概に日本のサプリメントが駄目というわけではありませんが、チェックがゆるい企業もあるというのも事実あります。
以前勤めていた会社で、ご縁がありお話させていただいた企業さんの消化酵素のサプリメントは、とても品質がよく、実際にサプリメントを作成した人のお話等を伺って、良いサプリメントだなと思ったこともあったので、そういったケースももちろんあります。
一方、アメリカで品質がよいと言われているメタジェニックス社では、一つの品質チェックに年間1500万ドルも投資していたりしているぐらいですので、同じサプリメントを選ぶのであれば、最初どれを選んでいいかわからない段階では、アメリカの有名なところを選んでみるのがいいと僕は思っています。
日本のサプリメントでは含有できない成分もある
消化酵素や塩酸などの消化器系のサプリやDHEA,メラトニンなどのホルモン系のサプリメントなどの中には、そもそも日本のサプリメントとして含有できないものがあったり、
もともと自然界にあるもの以外のミネラルのキレート加工(ミネラルが体内に吸収しやすいようにアミノ酸で加工しているもの)や、一部の活性化ビタミンなどがサプリメントとして扱えなかったりします。。。
ですので、そもそもこういった商品を自分で選択して使用したい場合は、日本のサプリメントの中で探そうとおもっても見つからないということもあるので、注意が必要です。
まとめ
日本のサプリメントは品質チェックがあまかったり、成分の純度に問題があるものが含まれていることが多いことがあることを認識し、売上一位だからなどの理由で選ばず、原材料名とそのサプリメント会社が信頼できるかで判断することが大事になってきます!
ちなみに、米国のの栄養療法医が選ぶサプリメントメーカーはメタジェニックスや、ピュア、ノルディックナチュラル、Thorneがあり、Thorneはiherbでも買うことができるので、最初に迷われた方はヘルシーパス社の医療用のサプリメントを買うか、こういった会社のサプリメントを選択することをおすすめします!
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